資金管理コントロール

    FXでは資金管理が最も重要と言われていますが、実際資金管理ってどうやっていいかわかりますか??

    私も色々調べてみた結果、多くの人は『資金の3%を損失許容額にしましょう』とか言っているのですが、実際それが正しいの?皆がそういうからそうしているけどこれは自分に合っているの?これで資金は増えていくの?って心配になりませんか?

    資金管理がしっかり出来ていないといつか破産するって言われても…って感じですよね。

    なぜ破産するかをしっかりと理解すれば資金管理しやすくなると思いませんか?

    そこで今回はなぜ資金管理が出来ないと破産するのか?

    どうやってコントロールすればいいのか?

    などを少し掘り下げていくので参考にしていただければと思います。

    1. なぜ資金管理が出来ないと破産するのか?

    FXを始めたからには『すぐに稼ぎたい!!』って思いを強く持ってしまうと思います。

    『稼ぎたい!!』っていう気持ちのあまり、身の丈に合わない無理をしたトレードをしてしまいやすくなります。例えば、損失のリスクを考えずに高いレバレッジでトレードしたり、利益に執着するあまり損切りしなければいけない場面でも損切り出来なかったりといったトレードをしてしまいます。

    まず、FXというのは勝ち負けを繰り返しながら少しずつ利益を積み上げていくという事をしっかりと理解しましょう。さっき負けた分を取り返すために何も考えずにポジションを持っても、一時的には勝てるかもしれませんが継続して勝つ事は出来ません。さらに損失額を増やしてしまう可能性の方が高いです。

    FXでは取引をする際ロット(取引通貨量の単位)を基準にして取引を行います。

    国内口座であれば1ロット=1万通貨 海外口座であれば1ロット=10万通貨が主流です。

    資金に対してロット数を上げ過ぎたトレードは『身の丈に合っていないトレード』と同じ意味になります。ハイレバレッジのトレードは生み出す利益も大きいですが、出してしまう損失も大きくなってしまいます。

    資金が無限にある人なら問題ありませんが、多くの人はそんな事はないですよね。1度の負けトレードで資金の大半を失ってしまったら取返しがつかない状況に陥ります。

    そのため、取引量(ロット数)はなんとなく決めるのではなく、1回のトレードに対してとれるリスク許容度に応じて決める事が大切なのです。

    多くの方がここを理解せずに損失を膨らまし、FXから退場していっています。

    2. どうやってコントロールすればいいのか?

    2-1 失ってもいい金額を設定する

    資金管理で大事な事はまず、

    いくらまでなら負けても大丈夫なのか』という事を決める事が大事です。

    自分の日々の生活を思い返して下さい。給料が月30万円だったとします。毎月生活費が25万円必要だという人が月に10万円FXに投資したら、負けた月は生活出来なくなりますよね?でもFXに5万円投資した場合は貯金は出来ないけど全額失っても生活は出来ますよね。

    投資に回す額は必ず自分の生活に支障が出ない範囲で行う事が大切です。

    例え失っても生活に支障が出ないというのが大事です。生活に支障が出る額を投資した場合自分の感情を上手くコントロールできなくなります。なぜかというと必ず焦るからです。だって資金を失ったら生活できないんですよ。そうするともう絶対勝てません。

    損失が膨らんでしまった場合『ここで損切りしたらけっこうな額負けるけどもしかしたらまた価格が戻るかもしれない』『いつか戻るだろうと』とポジションを保持し続けた結果取返しのつかない金額の損失になって強制的にロスカットされます。

    そうなる前に自分で負け額をコントロールしなければなりません。無理な金額を投資するのではなく、余剰資金でトレードする事で、最悪なくなっても大丈夫という心の余裕を生み出します。

    心に余裕があれば『まあしょうがない』と割り切りやすいものです。

    まずはしっかりと『投資で失敗しても自分が負けてもいい金額』を決めましょう。

    2-2 損切り(ロスカット)の割合を決める

    自分の失ってもいい金額が決まったら次は1回のトレードでいくらまでなら失ってもいいかを決めましょう。

    これはその都度なんとなく決めるのではなく、前もってルール化しておく事が大事です。

    例えば、1回のトレードで資金の5%以内に収める。-20Pipsになったら必ず損切りする。連続して3回負けたらその日のトレードは行わない。などトレードスタイルやトレード手法によってルールは異なりますが自分が必ず守れるルールを決めた方がいいと思います。

    例えばスキャルピングをメインにしようと思っている人が-20Pipsになったら損切りするというルールは合わないと思います。スキャルピングは数Pipsを何度も取ってコツコツ利益を残すトレードスタイルですので、1回で-20Pipsの負けをくらってしまうと勝ち額が全部吹き飛んでしまう可能性が高まります。逆に長期トレードをメインでしようと思っている人が-10Pipsになったら損切りするというルールでトレードを行った場合、損切りに合う可能性が高まってしまい勝率が大幅に低くなる可能性が高まります。

    この様に自分がどのトレードスタイルで行うか、どの様なトレード手法を活用するかによってルールを決めないと、せっかく決めたルールも意味がないものになってしまいます。

    2-3 しっかりとトレードシナリオを考える

    全体でいくらまでなら負けてもいいか、1回のトレードでいくらまで負けても大丈夫かを決めても、勝てる可能性がなければそれでは単純に資金を細かく分けて失っていくだけです。

    今までの内容はお金を一気に失わない方法です。つまり一気に破産しないための方法です。

    これからはその中でどうやったら資金が増えるかを考える場面です。

    FXで大切なことは、利益になる可能性(期待値)が高いところでエントリーする事です。なのでなんとなくエントリーしたり、感情に振り回されてエントリーする行為は絶対に避けましょう。期待値の高いトレードを繰り返す事で今までの資金管理と相まって資金が増えていくのです。

    例えば1万円をトレードにまわせるお金として、1回のトレードで資金を1,000円まで失っても大丈夫なルールと決めます。(勝つ場合も1,000円と仮定します)

    10回連続で負けたら資金が底をつきます。仮に10回中5回勝って5回負けた場合資金は増えもせず減りもせずという結果になりますよね。これは勝ち負けが1:1の状態です。(勝率50%)

    10回中6回勝って4回負けた場合は6000円-4000円=2000円で2000円増えます。(勝率60%)

    10回中4回勝って6回負けた場合4000円-6000円=-2000円で2000円減ります。(勝率40%)

    つまり、1万円をトレードにまわせるお金として、1回のトレードで資金を1,000円まで失っても大丈夫なルールに決めた場合、少なくとも勝率が50%を超えるトレード手法(トレードシナリオ)を考えなければ資金がどんどん減っていってしまうという事です。

    もちろんこれは利益と損失が一定の場合(1:1)の場合に限った事なので、実際はこんなに単純ではありませんが、要するに負け額よりも勝ち額が多くなるシナリオを考えなければ勝てません。

    次の章で実際に割合を出して見ていきたいと思うので自分に合うパターンを探してみて下さい。

    3. 勝率と損失額の割合パターン

    では、実際にどれくらいの損失額を許容した場合どれくらいの勝率が必要なのかを具体的に見ていきたいと思います。

    失ってもいい金額を10万と仮定します。

    今回は1回のトレードで負けてもいい金額を総資金の5%・10%・20%の3つのパターンで検証したいと思います。※勝ち負けの順番に関しては適当に決めていますのでご了承下さい。

    3-1 リスクリワード1:3の場合

    ケース1 5%設定の場合

    20連敗で資金が約7割減る事になります。

    しかし、勝率が25%でもリスクリワードが1:3であれば20回トレードしても資金はほとんど初めの資金と変わりません。勝率が50%を超えてくると元金の2.5倍、勝率が75%の場合は元金の5倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が20回トレードを行うだけで163万円になります。

    ケース2 10%設定の場合

    20連敗で資金が約9割減る事になります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約3割程減らす結果になります。      勝率が50%を超えてくると元金の4.8倍、勝率が75%の場合は元金の30倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が20回トレードを行うだけで190倍の1900万円になります。

    ケース3 20%設定の場合

    20連敗で資金がほとんどなくなります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約7割程減らす結果になります。      勝率が50%を超えてくると元金の11.8倍、勝率が75%の場合は元金の377倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が20回トレードを行うだけで1208倍の約12億円になります。

    3-2 リスクリワード1:2の場合

    ケース1 5%設定の場合

    全敗した場合は始めのパターンと一緒なので金額も同じになります。

    初めのパターンは勝率が25%でもリスクリワードが1:2であれば20回トレードしても資金はほとんど減りませんでしたが、今回はリワード(利益)が少なく設定されているため勝率が低ければ資金が減ってしまいます。今回は約3割の減少になっています。勝率が50%を超えてくると元金の1.5倍、勝率が75%の場合は元金の3倍になります。

    100%の勝率でも10万円の元金が67万円にしかなりません。

    ケース2 10%設定の場合

    20連敗で資金が約9割減る事になります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約5割程減らす結果になります。      勝率が50%を超えてくると元金の2.1倍、勝率が75%の場合は元金の9.1倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が38.3倍の383万円になります。

    ケース3 20%設定の場合

    20連敗で資金がほとんどなくなります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約8割程減らす結果になります。      勝率が50%を超えてくると元金の3.1倍、勝率が75%の場合は元金の50倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が20回トレードを行うだけで836倍の約8366万円になります。

    3-3 リスクリワード1:1の場合

    ケース1 5%設定の場合

    全敗した場合は始めのパターンと一緒なので金額も同じになります。

    初めのパターンは勝率が25%でもリスクリワードが1:2であれば20回トレードしても資金はほとんど減りませんでしたが、今回はリワード(利益)が少なく設定されているため勝率が低ければ資金が減ってしまいます。今回は約4割の減少になっています。勝率が50%を超えてもマイナスになります。勝率が75%の場合にやっと1.6倍になります。

    100%の勝率でも10万円の元金が26.5万円にしかなりません。

    ケース2 10%設定の場合

    20連敗で資金が約9割減る事になります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約7割程減らす結果になります。      勝率が50%を超えてもマイナスになります。先ほどよりも少しマイナス金額が増えています。   勝率が75%の場合に2.4倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が6.7倍の67.2万円になります。

    ケース3 20%設定の場合

    20連敗で資金がほとんどなくなります。

    勝率が25%の場合でも負け額が大きくなっているので約9割とほとんどなくす結果になります。      勝率が50%を超えても先ほどよりも大幅にマイナスで4割近くなくす結果になります。      勝率が75%の場合に5倍になります。

    もし100%の勝率だったら10万円の元金が38.3倍の383万円になります。

    まとめ

    リスクリワード3パターン、損切り設定3パターンの計9パターンを見てきたわけですが、全然違った結果になった事がわかると思います。

    リスクリワードを高く設定すると一気に資金が増えますが、その代わりに勝ちにくくなったり、トレード回数が減ったりします。逆にリスクリワードが低いと勝率が高くてもなかなか資金が増えていきません。また、許容損失額を少なくすれば損失は少なくなりますが、リスクリワードを大きくしなければ資金がなかなか増えていかないという事態に陥ります。

    自分はどのパターンでこれからFXで勝っていきたいかはこの表を参考にしてもらえればと思います。あくまで理論上ではそうなるというだけなので、実際は途中で利確したり、損切り位置をずらしたりとすることもあると思うので必ずしもでこんなに上手くいくとは思わないでくださいね(^-^;

    結局は自分のトレードスタイルと性格に合ったルールを決めるのが一番だと思います(^_-)-☆

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